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馬産業と社会教育・環境教育の連携可能性~蹄鉄クラフトを題材に【HOF2021・選択WS】

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約3分
ワークショップ「馬産業と社会教育・環境教育の連携可能性~蹄鉄クラフトを題材に」
ファシリテーター志村 直裕(岩手競馬盛岡競馬場 永田幸宏厩舎 厩務員)
日時2021年12月1日(水)(フォーラム2日目)
14:30~15:45
現地参加型開催
選択コードI-b

北海道の馬産業の歴史や経済規模を知っていますか? 乗馬体験の教育効果や競走馬育成の現場の様子を、ジョッキー・厩務員の経験から紹介します。 また、育成の過程で生じる蹄鉄を活用したクラフトを体験してもらい、環境教育の題材として意見交換を行います。
国立岩手山青少年交流の家にて来年度より小学校5年生の宿泊学習の雨天プログラムの一つとして実施される蹄鉄クラフトプログラム。地元の馬産業の歴史を知り、現在も脈々と受け継がれている馬文化に触れることで、地域に対する愛着を深める事を目的として実施されます。  

北海道は岩手県と同様、馬文化が根付いている風土であり、開拓の歴史にも馬が大きな役割を果たしていました。北海道が生み出した独自の馬文化である、ばんえい競馬は世界的に見ても唯一の形態の競馬で、開拓時代に活躍した馬の姿を競馬という形で今に伝えています。また、北海道は全国のサラブレッド生産の98%を担っており、日高地区に限定しても80%を誇っています。  
近年、引退競走馬の利活用が大きくクローズアップされてきており、 引退競走馬がセカンドキャリアとして乗用馬やホースセラピー、教育、観光等に利活用されること は、馬としての活動期間を延ばすこととなり、動物福祉や競馬の社会貢献の観点からも有意義な事であるとの流れが出来つつあります。また、世界的な競馬サークルの動向として、IFHA(国際競馬統括機関連盟)は、引退競走馬の適切な処遇に「最大限の努力を払うこと」を競馬主催者に求めています。  
このような状況から、今後北海道において様々な形態で馬の利活用を行う事業が拡大されていく事は間違いなく、アウトドアと馬を絡めた事業にも大きな可能性があると考えます。  
蹄鉄クラフトを体験していただき、馬の存在を感じていただいた後に、参加者の皆さまと共に、北海道のアウトドア産業と馬との連携について、活発な意見交換ができればと思っています。

ファシリテーター・プロフィール

志村 直裕

オーストラリアで騎手として活躍。その後帰国し調教助手として長年勤務した後、競馬界を離れ地元札幌に戻り、公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会・野外活動課に在籍し、札幌市青少年山の家、定山渓自然の村に勤務。現在は盛岡競馬場で競走馬の調教に携わる。「人と人とのつながりによる魅力溢れる競馬・地域社会の創造」を目指して活動しています。

Twitter 永田幸宏厩舎 

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