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知っとくSDGs「広がるプラスチック汚染」

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約3分
ワークショップ「知っとくSDGs「広がるプラスチック汚染」
ファシリテーター溝渕 清彦(環境省北海道環境パートナーシップオフィス)
日時2021年12月1日(水)(フォーラム2日目)
16:15~17:30
選択コードII-c

SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年9月の国連サミットで採択された、2030年の15年間で達成を目指す「持続可能な開発目標」です。17のゴールと169のターゲット、232の指標から構成されています。
SDGsは「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の一部で、この文書には「誰一人取り残さない」理念や「経済、社会及び環境の三側面」の統合的向上の重要性が謳われています。
「経済、社会及び環境」のうち、環境は社会及び経済の基盤となるものです。すでに地球温暖化や生物多様性の損失等において限界が指摘されていますが、あらためて近年、危惧されているのが、「海洋プラスチック汚染」の問題です。これはSDGsでは、目標14「海の豊かさを守ろう」や目標12「つくる責任 つかう責任」と関わります。 2050年までに海洋中に存在するプラスチックの重量が魚の総重量を超えるという試算もある中、世界は、そしてファッション業界等も、大きく脱プラスチックに舵が切られています。
一方で、プラスチックの利用がこれまで広がるようになった理由のとおり、軽量であることや耐久性等、機能の高さは変わりなく、二酸化炭素排出量の削減や生物の保護、衛生管理に役立っている側面もあります。
また一方で、レジ袋やストロー、ペットボトル等に注目が集まっていますが、直径5mm以下のマイクロプラスチックの発生源や、国内のリサイクルの仕組み、合成繊維や合成ゴム製のタイヤ、プラスチック製の漁網等の漁具が問題になっていることは、まだそれほど知られていません。
「自然の中にできるだけ人間の痕跡を残さない」ために、私たちにできることは何か、選択ワークショップ「知っとくSDGs『広がるプラスチック汚染』」では、ガイドや教育の現場で活用できるよう、メーカーや地域の取り組み事例も共有し、話し合います。

ファシリテーター・プロフィール

溝渕 清彦:1973年、香川県生まれ。地方新聞社系列の調査研究会社を経て、2009年より公益財団法人北海道環境財団に勤務。2012年より環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)/北海道地方ESD活動支援センター運営業務を担当。市民活動として、被災地支援や海浜植物の保護に関わる活動、ファシリテーションの研修やワークショップの運営等に携わる。

北海道アウトドアとSDGs
EPO北海道

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