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[事業報告]北海道アウトドアフォーラム2017

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約4分

Ⅰ 事業の概要

ねらい:北海道の大自然を活動の場にする、教育・観光・施設等の関係者が一堂に会し、情報交換や交流を行うことで、立場を超えた繋がりや新しい価値観を生み出し、道内の自然体験活動や野外教育活動のさらなる進行に資する。
  • 期 日:平成29年10月30日(月)〜 31日(火)1泊 2日
  • 会 場:国立日高青少年自然の家
  • 対象・定員:道内外の野外活動団体職員、青少年教育施設職員、野外教育研究者、アウトドアガイド、観光事業者、行政職員、ボランティア、大学生等 150名
  • 参加費:1,600円(食事、シーツ代、保険料など)
  • 運 営
    主催•••北海道アウトドアフォーラム 2017 実行委員会・国立日高青少年自然の家
    後援•••北海道、北海道教育委員会、日高町、日高町教育委員会、北海道青少年教育施設協議会、北海道体験観光推進協議会、北海道キャンプ協会、日本野外教育学会、日本生涯教育学会北海道支部、北海道自然体験活動推進協議会、北海道新聞社
  • 参加者
宿泊日帰り合計
アウトドア事業者38543
自然学校・NPO23629
大学・専門学校27027
観光事業者18624
青少年教育施設21223
行政・教育委員会9817
青少年団体・協会909
その他 一般10111
15528183

基調講演

  • テーマ:北海道における山岳遭難の現状と対策
    講師:西村 和隆 氏(北海道警察山岳遭難救助隊対策官)

プレゼンテーション(10分x8題x2会場)

  • “アウトドア”を活かした地域おこし事例
  • 旭山動物園と富良野自然塾の連携例
  • インバウンド新時代〜さらに北海道の価値を高めるとき  他

ポスターセッション&展示(15題)

  • 環境ポータルサイト「BLUESHIP」の活用について
  • キャンパルジャパンのテント最新情報
  • 空中テントに泊まろう!エアテントの展示&体験 他

情報コーナー

  • 参加団体の活動についての紹介資料を設置
  • アウトドア関連イベント情報や求人情報を掲示

情報交換会

  • 参加団体の紹介、自己PR
  • 参加者同士の交流、情報交換会

選択ワークショップ(80 分×12 題、160 分×4 題)

  • プロガイドに学ぶ自然ガイド講座
  • 体験を通じて学ぶ「Leave No Trace」
  • 個別カスタマイズのアウトドアプログラム
  • 国際自然大学校に学ぶ自然学校の組織運営
  • ロングトレイルの魅力を広めよう  他

II 事業の様子

<1日目>
  • 北海道警察山岳遭難救助隊対策官の西村和隆 氏による基調講演では、北海道で発生している山岳遭難の現状について、実際の救助の現場の様子や、救助者目線から見た傾向と対策についてお話しいただきました。そこから、指導者として必要 な意識や対策について学ぶことができました。
  • プレゼンテーションは、2会場に分かれ、参加者の興味があるテーマに参加する形式で実施しました。ロングトレイルやアウトドアガイド向け講座、減災教育、地元小学校との環境教育活動など、幅広い分野の16 テーマで、活動内容や課題、将来の展望等についての発表が行われました。
  • ポスターセッションでは、2会場で15題の展示が出展され、子どもゆめ基金の紹介、自然体験活 動指導者(NEAL)養成制度、ジャパンアウトドアリーダーズアワードなど、ぞれのテーマについて、参加者と質疑応答形式で話し合いました。
<2日目>
  • 選択ワークショップでは、川のリスクマネジメントや野外災害救急法、インバウンド受け入れプログラムなど、3つのワークショップを選択 (160 分を選択した場合 2 つ)し、テーマごとの体験やプログラム企画、ディスカッションなどを行いました。

III 事業の成果・課題

参加者の感想から
  • 基調講演の内容もすごく良く、ポスターもバラエティがあり良かったです。
  •  どの時間も無駄がなく有意義、非常に刺激的で素晴らしい内容でした。
  •  アウトドアに関する様々なプロフェッショナルと関係を構築することができ、貴重な時間でした。
  •  受講したいワークショップがたくさんあり、他の内容も気になりました。
今後に向けての課題・提案
  • 団体や参加者が持っているライセンスを活用し、 資格取得の機会を設けてはどうか。
  • 内容が非常に充実しているため、もっとマスコミに取り上げてもらえると良い。
  • 参加動機を把握することで、よりニーズに合った情報提供や深い交流が可能になると思われる。
  • 200人近いイベントでは、駐車場や受付、会場案内などの導線をしっかりしておく必要がある。

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