実施内容
1.Hokkaido Wilds. org の活動紹介
・北海道のアウトドア情報(バックカントリースキー、カヌー・カヤック、夏山登山、MTB等)を外国人旅行者向けに英語で情報発信している
・日高山脈については、大雪山やニセコ、知床など、他地域に比べ情報が不足している
2.グループワーク
・①日高の魅力 ②日高山脈の危険の種類 について参加者の持っているイメージ、情報を模造紙に書き出し、発表
3.まとめ
・ウィルダネス(原始的・野性的な自然環境)が日高には残っている
・その魅力と、危険性について正しく詳細な情報の発信が必要
感想
- 日高山脈には大雪山より多くの固有種や、K2峰と同じ成り立ちなど、世界的な魅力がある
- 登山道や山小屋が整備されておらず、登山の難易度が高いが、それが魅力でもある
- 雪渓や急峻な地形、沢といった日高特有の自然環境、通信や宿泊といった設備の不足、ヒグマの存在など、環境リスクが高くリスクマネジメントが難しい
- 世界的に見ると標高が低い=難易度が低いと勘違いされる可能性がある
その他グループワークで出た意見は下記URLにて公開しています。
http://hokw.jp/HOF2021
ファシリテーター・プロフィール
ロブ・トムソン(HokkaidoWilds.org 代表者/北星学園大学 専任講師)