開催日 2026-02-05・23、03-02(全3回)
【開催場所】オンライン開催
【詳細URL】https://ochibo.jp/?p=973
【主催団体】特定非営利活動法人 ochibo・一般社団法人 日本環境NPOネットワーク
自然によりそう地域づくりを進めるために、オンライン講習会(全3回)を開催いたします。生態学の知見をどのように「まちづくり」に活かすのか。研究者、NPO、自治体職員、そして市民の皆様と共に考え、共有する場を目指します。ぜひご参加ください。
講師の3人は、生物多様性や地域資源の保全・活用を進めるうえで欠かせない実践的知見について、『超学際』のアプローチで、一定の言語化を果たされました。その発端は、CBD、SDGs、NBsなどの国際的・国家的枠組みが整えられているにもかかわらず、現実の社会では「生物多様性の劣化や生物多様性の損失が止められ、回復に向かっている」という明るい話題はほとんど聞こえてこない、という課題感からスタートしています。
本講習では、単純では無い現実の社会において、多様な主体と自然資本管理を進めていくのに必要な目標設定のあり方、多様で多元的な主体館の合意形成の進め方、そのために準備すべきプラットフォーム、そして、マネジメントのなどのあり方を、参加者が、地域の個性に応じて考えていけるようにすることを目指します。

開催概要
- 開催時期:2026年2月・3月(全3回シリーズ)
- 形式:Zoomを用いたオンラインフォーラム
- 参加費:無料
- 定員・申込:100名・事前申込制(定員を超えた場合は、facebookでライブストリーミングを配信する予定です)
- 主催:
- 特定非営利活動法人 ochibo
- 一般社団法人 日本環境NPOネットワーク JENs-Net
- 後援:
CPD聴講証明書について CPD(継続教育)認定団体ではないため、CPD聴講証明書は発行可能ですが、時間数の半分となることをご了承下さい。聴講証明書の発行をご希望の方には、セミナー後に配信されるアンケートに必要事項をご記入下さい。
本講習会のねらい・対象
本講習会は、以下のような関心をお持ちの方を主な対象としています。- NPO・実践者:生物多様性や生態系サービスを活かした地域活動を行っている方
- 研究者・学生:地域のまちづくりに貢献したいと考えている生態学・環境系の研究者や大学院生
- 行政・一般の方:自治体や市民団体と連携して地域課題に取り組みたい行政職員や一般市民の方
プログラム(全3回)
各回90分(講演・対談60分、質疑応答20分、その他10分)を予定しています。 ※各回独立した内容となっているため、興味のある回のみの参加も可能です。第1回:「自然によりそう地域作り」とは 〜理論と事例から学ぶ〜
日時:2026年2月5日 (木)19:00〜
内容:書籍に込めた思いや全体構成を通じて、自然と人との関係性の再構築を目指す地域づくりの思想を解説します。また、書籍でも取り上げられた具体的な実践事例をもとに、地域固有の課題と取り組みの工夫についてお話しします。
登壇者:鎌田 磨人(徳島大学教授)
1990年3月広島大学大学院生物圏科学研究科博士後期課程修了(学術博士)、4月から1998年3月まで徳島県立博物館の植物分野学芸員、4月から徳島大学へ。景観生態学を基盤として生態系の評価・保全に関する研究を行いつつ、各地で実践的活動を行いながら協働のプロセスやガバナンスの仕組みについて研究。2020〜2023年に日本景観生態学会・会長。家で猫たちに遊んでもらっているときが、至福の時間。
第2回:地域を読み解くための38の観点
日時:2026年2月23日(月)19:00〜
内容:地域づくりに必要な「視点」とは何か。景観生態学者へのヒアリングから導き出された「38の観点」について解説します。フィールド経験豊富なゲストを迎えた対談形式で開催。情報量の多い景観写真などを題材に、具体的なエピソードを交えながら、地域を多角的に読み解くヒントを探ります。
登壇者:長井 雅史(SFC研究所上席所員)
應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。オープンダイアローグに根差した対話の研究を経て独立し、コーチングや対話、自然などを活かした研修や対人支援を行う。現在は専門家や熟達者がものを捉える際の勘所について研究中。共著書に『対話のことば オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(2018年)。THE COACH コースリード。国際コーチング連盟認定コーチ(PCC)。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科後期博士課程在学中。
第3回:先進事例から得られた「パターンランゲージ」とその活用
日時:2026年3月2日(月)19:00〜
内容:現場の知を活かすための思考ツール「パターンランゲージ」と、その活用法を紹介します。後半は「作り手(研究者)」と「使い手(実践者)」を交えた対談を実施。ワークショップでの進め方など、参加者の皆様がご自身の活動に活かすためのヒントも提供します。
登壇者:鎌田 安里紗(SFC研究所上席所員、一般社団法人unisteps 共同代表理事)
2025年3月慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。2011年より慶應義塾大学井庭崇研究室に所属し、様々な分野でパターン・ランゲージの手法を用いた研究・実践に携わる。2020年に一般社団法人unistepsを共同設立。企業・行政・デザイナー・生活者など、多様なステークホルダーと共にファッション産業におけるサステナビリティに関する取り組みを推進する。

