アウトドアに関わる仕事は、多岐にわたります。将来、指導者として、ガイドとして、経営者として、アウトドアに携わろうと考えている皆様へ、現役スタッフの声をお届けする「OB/OG訪問」。
いろんな人がいて、いろんな形がある。
アウトドア業界へ、ようこそ。
今回は、フレッシュ白石翔熙さんに聞いてみましてみました。
#自然体験活動 #ふぉれすと鉱山 #地域住民との協力 #防災教育
なぜ、この業界に入ったのか。
この業界に興味を持ったきっかけは大学での経験だと思います。
大学では、自然体験活動や環境教育といった野外教育について学んできました。自然ついて全然知らなかった自分にとってそこでの経験は新しいものだらけで、非常に楽しく、充実したものだったと思います。
そんな中、ある実習でここ「ふぉれすと鉱山」に来た時、この業界に入りたいと思ったきっかけができたと思います。
― 大学での経験が今の選択につながってんですね。
最初は水がいっぱいできれいで沢登りが楽しいところ、ぐらいの印象しかなかったのですが、ここにあるログハウスは手作りでつくられている話や、色々な年代の人に様々な体験の提供をしているということ。運営には地元のボランティアさんが関わっているということを知りました。様々なニーズに応えることができるというのも魅力だと思ったのですが、一番は、「地域住民と協力して自然体験を提供している」ことだと思います。
最近は、アウトドアブームということもあり、自然体験がアクティビティとして捉えられがちと思った自分にとって、ふぉれすと鉱山の活動は、地域と自然が密接に関わり合い、これからも絶やしてはいけない人と自然の関係性を作っていくことができる、そのような魅力があると感じました。こんな魅力あるということに気づいてしまったら、ここで働いてみたい、魅力を僕も伝えることができるようになりたい!という気持ちがあふれ、この業界に飛び込んでいったと思います。(笑)
これからの展望
まずは、自然についていっぱい学んでいこうと思っています。まだまだ知らないことだらけなので勉強することがいっぱいです。そしていつかは、人と自然の関係をつないでいくことができる指導者の一員になりたいと考ええています。
また、「防災教育」についても挑戦していきたいと考えています。災害が頻繁に発生する日本で、災害に対応する力を身に着け、少しでも地域の人に貢献することができればとも考えています。
白石翔熙
北海道教育大学岩見沢校アウトドア・ライフコース卒。2021年よりNPO法人登別自然体験支援組織モモンガくらぶ入社。自然体験活動指導者として活動に従事。趣味はツーリング。最近やっと免許を取得できたので、天気が良ければよくバイクに乗っている。これからは、バイクでのソロキャンなど色々計画中。特技は、子どもの頃からやっているレーシングカート。