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北海道フィッシングガイド・ビジネスと海外例

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約4分

仲間と幸福感を共有する時間につなげる

ファシリテーター
奥本氏

HOF2023 プログラム「北海道フィッシングガイド・ビジネスと海外例」

[自己紹介]
・釣り歴30年、ガイドとしては7年目 フィッシングキャンプもしている
・人に気を遣える釣りバカ
・釣りはフライフィッシングのみ
・拠点は全道 魚が釣れるところを追いながら全道を動く

1.フィッシングビジネスについて(=フライフィッシング)
・必ず釣れる場所に連れて行くとガイドへの信頼感が深まり再訪につながることもあるが、夢に見た魚を釣ると満足し切って戻ってこなくなことが多い。
再訪に繋がるようなテクニックも必要。
・ある程度歩留まりが良いところへ連れて行く。
・大物を釣った時の体が震える体験が、フライフィッシングの虜になり再訪につながる。
・フィッシングビジネスをやるならフライフィッシングに行き着く。
・参加者は外国人を含め、教養レベルの高い富裕層が多い。
・外国人にはテンカラに興味を示す層も多い。
・バックボーンとして物書きもしており、本を2冊書いている。
・釣りガイドにはリバーキーピングの役割もある。
・環境に配慮できない利己的な人はフィシングに向かない

Q. 魚は基本リリースのようだが、釣った魚を食べることはしないのか?
A. 魚は99%リリース。そういうお客様をターゲットにしている。みんなが持って帰ると魚はいなくなる可能性が高くなる。日本には川魚を管理する仕組みがほとんどないので(川の漁協があるところもある)、ガイドが魚を守っていかなければいけない。特に北海道には管理する団体がほとんどない。実際に釣りすぎて魚がいなくなった川もある。持ち帰れない川・持ち帰れる川、国レベルでのゾーニングが必要。現実的な問題と価値観の問題、両方の問題がある。

カジュアル(持ち帰る層)とシビアな釣りではカジュアルは持続可能ではない。
高付加価値高単価な商品にしていかなければ魚は減る。

〜フライフィッシングとは?〜
・イギリスで発達した技法。
・使う糸はとても太い。
・キャスティングが非常に難しく、体も使うので体験するとハマる人が多い。
・道具を揃えると2万〜30万。
・自宅で毛鉤を作る楽しさもあり、ゲーム的要素が強いので自宅からフィールドまで楽しむことができる。
・体力レベルに合わせて体験することができる。

Q.なぜ、海ではなく川なのか?
A.フィシングビジネスとして、海ならば遊漁船を使う。そして必ず持ち帰る。遊漁船チャーターのみで料金が嵩むため、海でのガイド業はビジネスとして成り立たせるのが難しい。
富裕層相手のビジネスとしては8~9割は国内の人だがほぼ高齢者であり、対価に対してはかなりシビアである。フライフィッシングは行程が複雑で難しい。だからこそガイドが必要。

2.先行する海外の事例、どこの国 地域が盛ん?
・イギリス発祥だが、土地が個人所有なので難しく王族貴族の遊びだった。
・土地がパブリックはところが多いので、発展したのはアメリカ。結果としてガイドニーズが高まった。
・アラスカはフィッシングビジネスとしては後発。レギュレーションとしてフライオンリーのところが多い(難しいので手を出す人が少なく、結果として資源保護に繋がる)。
・ニュージーランドはフライフィッシングの世界の楽園。ここもフライフィッシングオンリーのところ、あるいは1匹のみならOKとしている川が多い。ゾーニングとしてレクレーショナルフィッシャリーの位置付けをしている。魚を管理しているボランティアレンジャーがいる川もある。

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最後にワークショップに替えて

Q.顧客は何をガイドに求めるか?
A.ガイドと顧客のコミュニケーションとしては、釣りの特性として他者を排除することが(出し抜く)良しとされていたが幸福感にはつながらない。フィッシングガイドビジネスは、人との良い関係を作り出す。ガイドは、仲間と幸福感の共有の時間を提供することがガイドの役割だと考えている。

その後、雑談的に話は盛り上がる〜

プログラム参加者の声

この時間のおかげで、ガイドとしてあるべき姿を改めて確認できた(実施者弁)

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