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[事業報告] 北海道アウトドアフォーラム2021

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約6分

今年で7回目を迎えた北海道アウトドアフォーラム。“北海道アウトドア業界の持続可能性について考える”をテーマに、国立日高青少年自然の家で11/30オンライン、12/1-2集合1泊2日の計3日間で開催されました。

参加者は1日目オンラインのみ35人、3日間共通92人の計127人(実行委員・事務局を除く)。初のオンライン+集合のハイブリッド形式での開催であり、新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、2・3日目は人数を限定しての開催となりました。

参加者はガイドやショップ・メーカーなどのアウトドア事業者、地域おこし協力隊を含む行政関係者、大学・専門学校関係者、野外・青少年教育施設職員、自然学校・NPO職員、観光事業者など所属は様々。今回は対象を道内アウトドア関係者に限定して実施しました。

運営を担うのは22名の実行委員(うち専門委員兼務6名)と5名の事務局。こちらもアウトドアガイドやメーカー・ショップ関係者、自然学校・NPO職員、旅行会社役員と幅広い人材で構成されています。それぞれが主体的に役割を担い、運営に携わることで新しいアイデアや雰囲気が生まれ、今年も多様できめ細かい対応が実現できました。

今年のフォーラムの特徴として、オンラインと集合の両方の形式で実施したことにより、遠くの参加者でも1日で参加できる気軽さと、関係者による交流や意見交換が両立できたことにあります。また、業界の持続可能性というテーマにこだわり、1日目は基調講演とトークセッション、2日目~3日目は交流プログラム2回、選択ワークショップ20タイトル、展示12団体、朝活ワークショップ、全体ワークショップと多様なコンテンツを実施。さらに、情報掲示板、コンシェルジュデスク、HONウェブサイトへの参加者情報掲載など、交流や情報交換を促進するための様々な場を設けました。

プログラム

  • 11/30(1日目) PR映像 / 基調講演 / トークセッション ※オンライン
  • 12/01(2日目) 交流プログラム① / 選択ワークショップⅠⅡ / 交流プログラム②
  • 12/02(3日目) 朝活プログラム / 選択ワークショップⅢ / 全体ワークショップ

基調講演

  • タイトル「アドベンチャートラベル(AT)を通した地域の取り組みと将来性について」
    講師 高田 茂さん 鶴雅アドベンチャーベースSIRI アドベンチャー事業部長
  • タイトル「地域の歴史からひも解く持続可能な社会。アウトドア最後の未開の地、道北へ」
    講師 小栗 卓さん 美深町観光協会事務局長/道北文化創造プロジェクトBASISディレクター
  • タイトル「国立公園の持続可能性とは」
    講師 柳川 智己さん 環境省北海道地方環境事務所国立公園課長補佐

トークセッション「北海道アウトドアの持続可能性について考える」

  • 登壇者:高田 茂さん、小栗 卓さん、柳川 智己さん
  • 進 行:ロバート・トムソンさん 北星学園大学/北海道アウトドアフォーラム専門委員

 基調講演に続くトークセッションでは、専門委員ロブさんの進行でインバウンド旅行者が与える影響と今後の可能性、アウトドア業界の環境問題への取り組み、アウトドア事業者の地位向上といった、業界の持続可能性に焦点を絞った積極的な意見交換が行われました。

交流プログラム①

  • 進行:中島 吾郎さん C.C.C.富良野自然塾

2日目、集合開催のはじめに、実行委員中島さんの進行による交流プログラムを実施しました。オリジナルマスクの柄(動物)でグループに分かれ、それぞれ自己紹介したりちょっとしたゲームをしたりして、会場の雰囲気が一気に和みました。

選択ワークショップ

2日目の午後、3日目の午前にかけて75分×20タイトルのワークショップが開催されました。

「キャンプブーム」「テントサウナ」「キャンプ場開設」といった注目のトピックから「アウトドア業界転職」「後継者育成」「研修組織設立」「ガイドの価値向上」「AT定着」といった業界の底上げを図る内容、「日高山脈国立公園化」「外国人登山者への発信」といった開催地の日高に焦点を当てた内容、「フィールドワーク」、「修学旅行ガイド」「英語コミュニケーション」といったガイドの資質向上、その他「馬産業と環境教育」「プラスチック汚染」「社会教育の機会均等」「フィッシングガイドビジネス」「SUPで地域振興」と、様々なジャンルや切り口でワークショップが展開されました。

交流プログラム②

  • 進行:小野 浩二さん(秀岳荘)、齋藤 弘樹さん(水難学会)

2日目の夜、実行委員の小野さん、齋藤さんの進行で交流プログラム②を実施しました。参加者はテーマ別の話題提供者のもとに集まり、お菓子と飲み物片手に意見交換や意見交換や交流を楽しみました。

朝活プログラム

 3日目の朝、参加者の有志による朝活プログラムを実施しました。「テントサウナ」「鹿革クラフト」「最新防寒長靴ウォーク」「薪の活用」といったワークショップが開催されました。

展示

アウトドアメーカー、ショップによる最新ギアや活動紹介、啓発普及など12団体による展示が行われ、2日間通じてたくさんの参加者と情報交換が行われました。

全体ワークショップ

  •  進行:鈴木 悠太さん(支笏ガイドハウスかのあ)、溝渕 清彦さん(EPO北海道)

 3日間の締めくくりとして、実行委員鈴木さんの進行で、フォーラムのふりかえりと参加者同士のわかちあいの時間を設けました。

ふりかえりと今後に向けて

 2020年(オンライン1日開催)に続き、今回も新型コロナウイルス感染症の影響を受けてオンライン1日+集合2日という新しい形式での開催となり、オンラインの気軽さとリアルの充実感、双方の良い部分を掛け合わせたフォーラムになったと感じています。

 一方で、実行委員が集合してこれから始まるぞ!というワクワク感や、交流プログラムの会場の熱気はリアルならではの感覚であり、関係者の多くが待ちわびていたんだと強く感じた瞬間でした。

 今回、参加者を道内アウトドア業界関係者に限定し、“北海道アウトドア業界の持続可能性について考える”というテーマに関連してコンテンツ・プログラムを組み立てたことで、より深い意見交換や交流ができました。

 今後、フォーラムでの出会いや学びを機に、北海道アウトドア業界の活性化につながる動きが生まれることを願っています。また、年度内には各地で地域ミーティングも予定されていますし、HON(北海道アウトドアネットワーク)の新しい動きも始まっています。

 これらの動きがウィズコロナ、アフターコロナ時代の北海道アウトドア業界に光を照らすと信じて、これからも情報発信や支援を行っていきたいと考えています。

 最後になりますが、今回のフォーラムの企画・準備・開催まで献身的にご協力いただいた実行委員の皆さん、そして参加者の皆さんに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして次回のフォーラムでも引き続きのご参加、ご協力をよろしくお願いします。来年も参加者みんなで作る素晴らしいフォーラムにしましょう!

国立日高青少年自然の家・北海道アウトドアフォーラム2021事務局

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